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2014年8月29日 (金)

哀しい気分でジョーク

関西の大御所、浜村淳「”ビートたけし”というキャラクターを、一番表現している映画だ!!」絶賛していたので借りてきた。
確かに、色んな映画やドラマで役を演じているが、この映画で演じている売れっ子タレント:五十嵐洋という役は、おおよそ、みんなが想像する"ビートたけし"というキャラクターに近いかもしれない。

ひょうきんで、どこか間抜けで、無茶をやって、毒舌はいて、優しいんだけど優しさを見せるのが不器用・・・・・

そんな洋の息子である脳腫瘍になり命が長くないという事が判るという、まあ、ベタと言えばベタなプロット
でも、この映画のテーマは単純にお涙ちょうだいの感動劇ではなく、もし"ビートたけし"が、こういったシチュエーションに置かれたら?
だと、僕は認識しています。

だから、ちょっとしたショートコント的な笑えるシーンも、そこそこある。
そこらへんはプログラムピクチャーで喜劇シリーズを撮った瀬川昌治監督の手腕がいかんなく発揮されているような気がする。

それだけに劇中のが発する
「仕事じゃ真面目にふざけたことをやっているが、真面目を真面目にやるやり方がわからない」
というセリフが妙にリアルに感じ取れる。

中盤、いつ死んでもおかしくない息子との時間を大切にする為、仕事をキープした結果、人気が落ちて、お金も無くなったに対して
「子供が病気であることを明かして世間の同情を買えば仕事がまた増える」
と提案するプロダクション社長(これが、またビートたけしと気心の知れた石倉三郎が演じているのが良い)もリアルと言えばリアル
もちろん、洋は激怒して社長を追い返すワケだが・・・・・

僕らは、なんにも考えずにテレビを見て真面目にふざけたことをしている芸人を見て笑っているが、実はその裏側では、必死になって哀しい気分でジョークしているのかも知れない。

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コメント

さんたくんー元気にしてる?
今年も合宿やるけどどうかな?
詳しくはmixiの私の日記にあります。

投稿: くみこ | 2014年8月29日 (金) 20時41分

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