« ファンボーイズ | トップページ | ドリームガールズと音楽産業と魂の叫び »

2014年8月15日 (金)

ラッシュ/プライドと友情

正直、映画館で観た時

グラン・プリを超えるF1映画が出来たか!!

と思いました。

ジェームス・ハントニキ・ラウダ が活躍した70年代のF1の世界が見事に描かれている。
確かにジェームス・ハントとニキ・ラウダのライバル関係に焦点を絞っているだけに、同世代に活躍した他のドライバーの描写がないのが残念と言いたいところだが、そこまで描いていたら上映時間が何時間あっても足りない(笑)
そういう意味では、ドライバーの焦点を2人に絞ったのは正解だったと思う。
その分、マシンはちゃんと、フェラーリ、マクラーレンは勿論、ロータス、六輪ティレル、ブラバム、BRM、リジェ・・・・・
このあたりも言い出したらキリがありませんからね(笑)

あと、ジェームス・ハントと関係があった人をちゃんと登場させてくれているのも嬉しいなぁ。
ヘスケス卿とか、ハーベイ・ポスルスウェイト博士とか。

個人的には1976年ニュルブルクリンク決勝前ドライバーズブリーフィングのシーンがお気に入り。
天候が悪化する中、ラウダがレースを中止する提案に、なんだかんだいって賛成するチームメイトのレガッツォーニ
序盤の「チームメイト同士情報は共有しようぜ」ってセリフが、グッとくる。
そして、同じく反対するティレルのドライバー、ジョディー・シェクター
シェクターがなぜ、反対に回るのかは、多分、序盤のシーンで出てくる大事故が影響しているんじゃないかと。
ジョディー・シェクターもF1を通じて、色んなドラマを残している名ドライバーの一人)

そしてニュルブルクリンク事故後過酷なラウダの闘病シーン
モンツァでの復活劇、そしてチャンピオンシップが決まる豪雨に見舞われた富士スピードウェイでの1976年F1世界選手権イン・ジャパン・・・・・

でも、ホント、ロン・ハワード丁寧にF1映画を作ったわと、つくづく感心させられる。
単にスピードひゃっほー、クラッシュひゃっほー!!・・・・・
てなノリでなく、1970年代当時、取り巻いていたF1の環境
それはチームの存在とか、スポンサーの存在とか、ファンの存在とか、マスコミの存在とか、あるいは生死の存在とか、そういう内面まで、ノンフィクションに一部フィクションを交えながら、ちゃんと描いているのが凄い。
相当、真面目に当時のF1について取材したんだろうなぁ・・・・・って事が伝わってくる。
勿論、当時のマシンとレース再現しているのも凄いが。

そら、なにかと五月蠅いバーニー が褒め称えたのも納得できるわ。
ニキ・ラウダ御大大絶賛していたわけだが・・・・・

そら、あんた主役の映画やし(w

うーん、ジェームス・ハント健在なら、この映画をどう評価しただろうか?

|

« ファンボーイズ | トップページ | ドリームガールズと音楽産業と魂の叫び »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ラッシュ/プライドと友情:

« ファンボーイズ | トップページ | ドリームガールズと音楽産業と魂の叫び »