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2014年9月18日 (木)

俺たちに明日はない

極悪非道5人組の逃避行ロードムービーなんだけど、最後が純愛、切ないように感じさせるんだよね。
そういう意味では、タイトル名 ネタバレしているといえば、ネタバレしているもかもしれない。

ラストシーンは、最後の最後で人間らしさを取り戻してこれから人生のやり直しを誓った二人に対する罰、裁きのようにも思える。
それだけの罪を犯してきたわけだから。

まあ、輪廻転生なんて言葉はキリスト教の世界では、そういった概念はないわけだが

「生まれ変わったらボニー、クライドとも幸せな人生を送って欲しい」

と思ってしまうのは、やはり日本人的発想なのだろうか?

しかし、ココまでを振り切って描写してしまうと、嫌悪感をあまり感じさせないのが怖い。
なにがで、なにがかを簡単には表現できないが、どちらも生活臭とか感情的シーンを描くと、それが善玉だろうが、悪玉だろうがというものが出てしまう。
やっぱり、やられる側生活臭とか感情的シーンを、あまり描いていないから嫌悪感を感じさせないんじゃないかと。
でも、善良な市民を、映画の中とはいえ殺したというのが事実。

だから、あのラストシーンになったんじゃないかと。
これで、映画を見ていて嫌悪感を抱いた人も納得でくるラストになったんじゃないかと。

禁断の果実と言われているものほど食べてみたい。
しかし、を犯せば、それ相応のを受ける。
僕はボニーとクライドアメリカン・ニューシネマの生み出したアダムとイブに思えてならない。

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