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2017年9月27日 (水)

劇しんと映画と感動

『クレヨンしんちゃん』あの名作が誕生しなかった可能性も? 原恵一監督「モメました」と制作秘話を明かす

たしかに映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦って名作である事は間違いないんだよね。
カット割りも丁寧だし、話の構成も良いし。

ただ、子供にショックやトラウマを与える演出って一種の反則技だからなぁ。

けっして王道とは言えない。

はっきり言っちゃうと、

人が死なないと感動できない=満足しない客

ってどうなのよ?

それこそ

涙って素敵やん?

的な自分に酔ったセンチメンタリズムだからなぁ。

てか、あのラストって泣いたか?

いや、悲しくて泣いたとか、話の理不尽さにモヤモヤが残って納得いかなかったとか、そういうふうな感じなかったしね。

初見時に、

あ、そういう話なのか。

で、納得しちゃったところがあるし。
変な話だけど、キャラクターの死を受け入れちゃったというか。

実はあれは夢の中で起こってった話だったって考えもできるしね。
もともと死ぬ運命にあったキャラクターが、時の神の悪戯で生きる時間が伸びたって解釈もできる。
死ぬ運命にあったキャラクターが死んだから、主人公達は現代に戻れて、話にピリオドが付いたという解釈もできる。

まあ、それは、ある程度、年齢を重ねる人間が見ているからそう思うんだどうけど、子供が見たらやっぱ納得行かないものも多いんじゃないかな?

あと、

どうだ感動しただろ、そうだろ?

という強制的な空気にもって行こうとする客の姿勢も嫌だな。

感動って自然に起こるものだと思うんだよね。
それこそ、オトナ帝国の逆襲の昔の空気が無くなっちゃうシーン。
ああいうのが本当の感動だと思うんだが。

嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦名作だと思うが、感動したからとか、泣いたからとか薄っぺらい言葉で名作認定して、他の作品をディスるような客の空気が正直嫌いだな。

と二日続けて、映画と感動について語ってしまった。

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